オペラ『吉原炎上』

脚本を担当いたしました

1987年に五社英雄監督・名取裕子さん主演で公開された映画版『吉原炎上』。
1998年には、同じく名取裕子さん主演で舞台化もされました。

原作は斉藤真一氏著「絵草紙吉原炎上 祖母・紫遊女ものがたり」です。

今回のオペラ化の企画・音楽は、舞台/演奏会音楽をはじめとし、数々の作曲を手がけていらっしゃる川崎絵都夫さんです。
川崎さんは舞台版で音楽をご担当され、「これはオペラ化したら面白いのでは…?!」という着想から本オペラの立案に至られました。

吉原遊廓を研究しながら作家活動をしている身として、この脚本のお話をいただいたき幸甚の至りでした。

明治期の吉原の史実を織り交ぜながら綴ったオペラ版『吉原炎上』。
現在、川崎さんと打ち合わせを重ねながら制作中です。

裏話

昨年度の浜松市楽器博物館さまでの講演「文学と絵から知る、江戸期吉原遊廓の音楽文化」の情報をご覧になった川崎さんから、ある日突然のご連絡が!
藝大の先輩でもいらっしゃる川崎さんからのご連絡にドギマギしていたところ、このオペラ『吉原炎上』のご構想についてのお話だったのです。

川崎さんとは、こちらのオペラの他、いくつかの歌曲の制作などでもご一緒させていただいております。感謝感激です。

随時、続報をお届けいたします!