がまくんとかえるくんの日常❷ 春を探しに『そこの かどまで』

がまくんとかえるくんの日常❷ 春を探しに『そこの かどまで』

雨でずぶ濡れになったがまくんとかえるくん

前に収録されている話は、雪が降り積もる真冬のでした。

次の『そこの かどまで』は、もう冬が終わって春が始まるくらいの季節なのかな?

『がまくんとかえるくん』シリーズも季節がめぐる順を意識して収録しているのかな?

前に紹介した新聞連載マンガの『オチビサン』も春夏秋冬の順に話が収録されていましたね。

 

『がまくんとかえるくん』はアメリカの絵本だったと思うのですが、40年以上も愛される定番の絵本です。

 

 

部屋で服をかわかす間に…

 

雨に降られて濡れネズミ(カエルか)になって家に帰ってきたふたり。

「めちゃくちゃだよ」と腐るがまくんに、

「おちゃをどうぞ」と勧めるかえるくん。

暖炉で服を乾かす間、かえるくんは子供の頃の思い出をがまくんに話し始めます。

読み返してみると、かえるくんの対応がいつも大人。

 

かえるくん、子供時代の回想を話す

まだ小さかったかえるくんは、

「もうそこまで春がきている」と

父親のかえるに言われ、家を出てちょっとそこのかどまで、歩いて春を探しに出掛けます。

 

「はる いた?」

と聞くがまくん。

「いいや いなかった」

とかえるくん。

 

この後2回ほど、

「そこに はる いた?」

「いいや いなかった」と

童話や昔話でよく見られる、繰り返しのやり取りが続きます。

 

 

絵の色使いはほんの数色だけど…

 

さっきお話の季節の話をしたばかりで何なんですが、

『がまくんとかえるくん』の絵は、全編にわたって絵の色使いは同じでした。

 

『春のお話だから、桜色を使う』みたいなことはこの絵本では無いようです。

話の中に出てくる雪とか、アイスクリームとか、クリスマスツリーなどのモチーフで季節がすぐわかる話もありますが、絵に使われている色は、一年のお話を通し4、5色で絵描かれています。

 

わたしが絵の色を塗るとき、ついつい色数を増やしてしまうことがあるんですが、実は華やかな色をたくさん使ったから、良い絵になる訳でも無いようです。

 



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