『鏡の国のアリス』を読もうー『不思議の国』よりオススメな3つの理由

『鏡の国のアリス』を読もうー『不思議の国』よりオススメな3つの理由

『不思議の国』 よりも、『鏡の国』の方が個人的にはおススメです。

もちろんキャロルの有名な童話、アリスの話です。

『鏡の国のアリス』は『不思議の国のアリス』の続編にあたる作品です。

『不思議の国』ではトランプの兵士やクイーンがが印象的なモチーフになっていますが、『鏡の国』では『チェス』がモチーフになっています。

続編の『アリス』はチェスがモチーフの物語

私はチェスのルールがさっぱり分からないのですが、『鏡の国のアリス』では「チェスのルールに則って最後はアリスがクイーンになる」という『不思議の国』より凝ったつくりの物語となっています。

もちろん、チェスのルールを知らない人でも普通に『不思議の国』の延長で『鏡の国』も楽しめるようになっています。

わたしが最初に読んだ『鏡の国のアリス』は、青い鳥文庫から出ていた本だったと記憶しています。新装版になる前の表紙です。

当時小学生だったか中学生だったか忘れましたが、途中で挫折して数ヶ月くらい放り出すも、また読み返したりして何とか読破した覚えがあります。

(ルイス・キャロル 作、高杉 一郎 訳、ジョン・テニエル 絵)

『不思議の国のアリス』と同じく、『鏡の国のアリス』も定番のテニエル版の挿絵(画像の挿絵と同じ)があり、当時読んだ本にもテニエルの『鏡の国』の挿絵が載っていました。

『不思議の国』より怖い絵が無くなった?

描いている人は同じなんですが、『不思議の国』より『鏡の国』の絵の方がより洗練されているというか、絵が魅力的に感じます。

『不思議の国』で描かれてるアリスの顔は、かなり写実的な陰影のある描き方で、子供の頃はけっこう「怖い…」と思っていました。

「アリスの首がにょっきりと伸びてるあの挿絵、軽くトラウマになった子供はきっとわたしだけじゃないはず…」
と今でも信じています。

それが、『鏡の国』でのアリスは、どうしてか可愛いな〜と子供心に感じました。

『鏡の国』にしか出ないキャラクターもたくさん居る

また、わたしは子供の頃にディズニーのアニメで最初に『ふしぎの国のアリス』に触れたのですが、後で原作の小説を読むと、『不思議の国のアリス』には出てないキャラクターや場面がいくつかあります。

子供の頃は、「あいつら、出てこないじゃん…(庭の喋る花とか、ダムとディー)」と(ディズニーが勝手に作ったのかな?)と疑問に思っていたのですが、『鏡の国のアリス』を読んでそれが解けました。

アニメでは『不思議の国』と『鏡の国』に出てくるキャラクターが両方登場していたのです。

まとめ

『鏡の国のアリス』の良いところについてまとめると、

1:『不思議の国のアリス』よりテニエルの挿絵が怖くない、より洗練されている(個人の主観ですが…)。

2:チェスのルールに則った、凝ったストーリーづくりがされている。チェスを全く知らなくても面白い。

3:映像化作品などで『ふしぎの国のアリス』には出てないキャラクターに『鏡の国のアリス』で会える

手に入りやすい『鏡の国のアリス』の本は?

といったところです。何と言っても『不思議の国のアリス』の方が有名なので、続編の『鏡の国のアリス』まで出版されない事の方が多いです。

書店で手に入りやすい『鏡の国のアリス』は、新潮文庫の金子 國義 氏 挿絵のものか、後は児童向けの文庫で出ているものと思います。

裏を返せば『鏡の国のアリス』を出版しているということは、翻訳者や、挿絵、挿画を担当している方を始め「その本を担当している人に実力や人気がある」ということかも知れません。

では、今日もこれから絵の続きを描くので、この辺で!



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です