チェコの街での冒険。大人にもおすすめの美しい絵本『三つの金の鍵』

チェコの街での冒険。大人にもおすすめの美しい絵本『三つの金の鍵』

鍵が好きです。

突然、いったい何の話かと思われてすみません。でも、鍵が好きなんです。

一時期、蚤の市や古道具屋などで売っている古い鍵や、鍵のチャームを集めていた時期がありました。

 

蚤の市や手芸屋で売っている鍵の魅力

 

たぶん、きっとそれは私だけではないはずです。

雑貨屋さんや手芸屋さんなどを見ていると、鍵のチャームをよく見かけるので、人気のあるモチーフなのだと思います。

手芸屋さんもそうですが、雑貨屋さんや蚤の市でにも、古い鍵が並んでるのをけっこう見かけます。

「あまりにもキリがない…」と思って、集めるのを禁止にしたくらいです。ちなみに鍵は幸運を呼ぶモチーフだと集めるのをやめた後になって知りました。

といっても今でも「やっぱりカワイイ」と思って買ってしまうことがあります。手芸屋さんの鍵のチャームはかなり種類が充実していて、見ていると楽しいです。

 

鍵がモチーフの絵本『三つの金の鍵』

 

本屋さんや図書館で本を探していて「鍵」という単語や、鍵の写真やイラストなどが視界の端に入ると「お?」と思って立ち止まる癖が未だに抜けません。

そんな訳で図書館で発見した今日の絵本です。特に目立つところにおいてあった訳でもなく、別の本を探していたところ偶然「ややっ、鍵の絵本だと…?」という感じで手に取りました。

 

『三つの金の鍵 魔法のプラハ』
ピーター シス.作 柴田元幸・訳

 

結果として「鍵が好きでよかった…!! 神さまありがとう…!」と、初詣すらサボる女が、天に感謝するくらいの良い絵本でした。

作者の生まれ育ったチェコの街を幻想的に描いた絵本です。
サイズは絵本の中でも大きいサイズです。

大きい絵本のページを開いた、画面いっぱいに古めかしいヨーロッパの街並みが描かれる中に、空気中に半透明の猫とか魚? が漂っていたりします。

(勝手に本の中身の画像をあげて良いか微妙なので、貧弱な語彙を総動員して頑張ってみます…。)

チェコの街をモデルにしたと思われる迷路の場面があったり、アルチンボルドの絵画をアレンジ? した場面もあったりして、見ていて飽きることがありません。

果物が寄せ集まって人の顔に見える、あのだまし絵で有名な画家です。

まえがき、あとがきなどを読むと、著者が娘へプレゼントするために作った絵本らしく、アメリカでベストセラーにもなったように書いてありました。

 

気球の事故で故郷の不思議な街、プラハに帰ってきた主人公は…

 

チェコで生まれ育った主人公の青年は、大人になった現在は外国で暮らしているようです。けれど、あるとき気球に乗って旅していました(主人公の職業は不明。何者?)。

空を飛んでいると、嵐にあって気球の空気が抜けてゆき、偶然、故郷だったチェコの街に降り立ってしまいます。

どうにか、昔住んでいた生まれ育った家にたどり着くのですが、知らないうちに「三つの鍵」がかかっていて、自分の家に入ることができません。

主人公は様々な思い出のあるチェコの街を、三つの鍵を探すため探検を始めます。

街を歩き回るうち、懐かしい記憶を思い起こしたり、チェコの古い伝説を知ることになり…。

と、その辺はネタバレなので本を読んでもらうとして…。

余談ですが、訳者の柴田元幸さんのお名前に(あれ?どこかで見たような…?)と思ったのですが、経歴の代表作を見ても知らない本ばかりで、一体どこで見たのか思い出せずにいます。

でももしかしたら、家の本棚のどこかに柴田元幸さんの本があるのかもしれない…ので、思い出したら書こうと思います。

では、今日もこれから絵を書くので、この辺で。



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