苺や蓮やマカロニが怖い人、注意。集合体恐怖症と『邪悪な植物』

苺や蓮やマカロニが怖い人、注意。集合体恐怖症と『邪悪な植物』

「マカロニが気絶しそうなほど怖い」

以前、たしかツイッターだったと思うのですが

「マカロニを鍋で茹でていると、マカロニが全部こっちを向いていて気絶しそうなほど怖かった」

という旨のつぶやきを見ました。

その時は流し読んでいたので

「はてな? 何のこっちゃ…? 」

と思っていたのですが、しばらくして自宅でたまたまマカロニを茹出た時に

(そう言えば何かが怖いとか何とか話をしてたな)

と鍋を見たら、お湯に投入する時は適当にバラバラ放り込んだマカロニが、火にかけているうちに自動的に全部同じ向きを向いて、上から覗くと正円の形が鍋いっぱいに並んでいたのです…

それを見て、たしかに「うえ! こういうことか! 気持ち悪い‼︎」と理解しました。

興味のある方は、詳しい画像は

「マカロニ 鍋」「集合体恐怖症」

などのキーワードを検索すると出てくると思うので調べてください。

さいわい自分は「気絶するほど怖い」ほどでは無いですが、なかには本当に苦手な人がいるらしいので載せないでおきます。

気持ち悪いのに、何故かまた見てしまう集合体の不思議

「TUTAYAなどのホラー映画コーナーに怖くて立ち寄りたくない」ように、本当に苦手な人にとっては洒落にならない恐怖画像かも知れませんが、わたしのような「ちょっとゾワッとする」くらいの怖さだと

「うわ、超気持ち悪い…も、もう一回見る…」

とか矛盾する言動につながったりします。
怖いもの見たさということでしょうか。

で、そんな「ゾワッとする感じ」を、再び覚えた本を先日発見したので紹介してみようと思った次第です。

『邪悪な植物』
エイミー・スチュワート著 、山形浩生 監訳 守岡 桜 訳

毒性のある植物を勝手に「邪悪」といって、それぞれその植物の毒についての解説と、エピソードや事件などを書いた本。(個人の見解です)

表紙に小さい字で『リンカーンの母殺し! 植物のさまざまな蛮行』などと書いてあります。

「あの、ヒトが勝手に誤食したり気に入らないヤツに盛ったりしただけだから…」と突っ込みどころ満載な感じが否めない一冊なんですけど、一緒に載ってる植物のペン画がとても細密で、鍋のマカロニを見た時のように、「いい感じにぞわっとするな…」と思って買いました。

緻密でちょっと不気味な、植物のペン画

一見してすぐ分かるような目立つ場所に画家名の表記が見当たらず、いつ、誰が書いた絵なのか今のところ不明。

もし分かったら追記します。
それぞれの植物の解説、エピソードも面白く読める本です。

自分も植物の絵は作品の中でわりとよく描くので、植物画を参考にすることもあります。

普通の植物のイラストはどちらかというと装飾的な役割で「かわいい」とか「綺麗」という印象の絵が多いと思うのですが、写真がまだ無かった頃に記録のため描かれた植物のペン画などを見ていると、葉脈の一本一本を極力省略せずに線で描いているものもあります。

そうして完成した植物画を眺めていると、あまりに細部を丁寧に描き込みすぎていて「あれ? この花ってなにが綺麗だったっけ…?」という気持ちになってきます。

ゲシュタルト崩壊の亜種かも知れません。

ちなみにゾワっとする植物、第1位は…

この本の挿し絵で、自分の中で勝手に決めた「ぞわっとするランキング」栄光の第1位は

「キラー海藻(イチイヅタ)」

です。小さな同じ形の葉っぱが、茎にみっしり生えて並んでいる様子が、鍋で煮ているマカロニをどことなく思い起こさせゾワゾワッとした感覚が起こります。

もちろん植物の特性ではなく、完全に絵のビジュアル重視な選考です。気持ち悪いと感じる度合いは、個人差があると思います。

世の中のどこかにきっといる、少し「ゾワッ」としたい貴方におススメの一冊です。



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